電力自由化から間もなく一年
昨年4月にスタートした電力自由化から間もなく1年が経とうとしています。
初めの頃は消費者が二の足を踏んでなかなか契約会社を切り替えなかったようですが、
現在では見極めが終わって電力会社を切り替える家庭が増えています。
初めの頃は消費者が二の足を踏んでなかなか契約会社を切り替えなかったようですが、
現在では見極めが終わって電力会社を切り替える家庭が増えています。
家庭で電気の契約先を自由に選べる電力小売り自由化を受け、県内でも新電力会社へ切り替える動きが少しずつ出ている。4月の自由化以降、九州電力管内で新電力への切り替えは約12万8千件(11月末時点)で全体の1・7%。九電は県別の件数を公表していないが、新電力各社は、ポイント還元や原発以外の電源から仕入れる「原発フリー」などを売りに「ようやく浸透してきた」と手応えを感じている。対する九電は顧客引き留めに懸命だ。
シェアを獲得した新電力は?
電力自由化にあたって注目されたのは電力会社同士の競争によってサービス等が充実することでした。
各社が様々な戦略を練った上で競争に臨んだわけですが、その中で最もシェアを獲得したのはどの会社なのでしょうか?
各社が様々な戦略を練った上で競争に臨んだわけですが、その中で最もシェアを獲得したのはどの会社なのでしょうか?
エネットを激しく追うのは独立系のF-Powerでシェアを13%まで伸ばした。続く3番手以降は販売電力量に大きな差はなく、大手の丸紅新電力、JXエネルギー、オリックスの順だ。そうした中で東京ガスが前月の10位から6位へ急上昇した。特に低圧の販売電力量では32.5%のシェアを獲得してトップになっている(図4)。特別高圧・高圧のエネットと合わせて3部門すべてで1位を占めた。
どうやら東京ガスが躍進しているようですね。
新電力の勝ち組は東京ガス!?
今年四月に控えているガス自由化に向けてガス会社が電力市場に参入しているのは周知のとおりですが、
東京ガスの勢いはその中でも抜きんでています。
東京ガスの勢いはその中でも抜きんでています。
via biz-journal.jp
新電力のなかでは、東京ガスの圧勝である。同社は初年度の契約目標を40万件としていたが、7月末までにこの数字を達成し、目標を53万件に引き上げた。7月までに獲得した40万件は、東京電力管内で新電力に切り替えた87万件のうち46%を占めたことになる。
なぜ東京ガスは勝ち組に?
いかにガスとのセット割が見込めるとはいえ、単にセット割だけなら他の会社を契約してもいいはずです。
東京ガスが勝ち組になれたのは他にも要因がありそうですが、それはいったい何でしょうか?
東京ガスが勝ち組になれたのは他にも要因がありそうですが、それはいったい何でしょうか?